トリブラ イオン 帝国貴族服

注意・とんでもなく材料費がかかると思いますので作る前に買い物リストを作って
お店で各お値段を確認なさってから製作されるかどうかを御検討くださいね(^^;)

今回は大好きなイオンくんの製作です。
可愛いですよね〜(≧▽≦) ←それはいいから

今回製作するタイプはザスニ2003年2月号バージョンです。
絵が小さくてあまりデザインが分からないので
オリジナル色が強い感じの製作になると思いますιι
でもそのぶん、作る人によって個性が出て良いのではないでしょうか(^-^)

6/29現在
(現時点で揃えている材料です。製作しながら追加&削除していきます)

材料

・表地(薄紫)W幅 3M
・表地(ズボン+インナー) シャンタン 3M
・表地(起毛素材・生成)W幅2M
・ブライダルサテン(白)W幅1M
・ハイミロン(赤)40センチ
・別珍(ワイン)1M
・バックサテン(薄紫)1M
・ラリッサ(金)2.5M
・合皮(玉虫色?) 2M
・ふちどりブレード(白)2.5M
・ふちどりバイヤス(金)4パック
・バイヤス(紫) 50センチ
・接着芯(布タイプ) 薄手8M 
・接着芯(不織布)薄手3M
・ブレード(8mm幅)金色6M (ギザギザ)金色3M
・コード(金)中20M 細20M
・クリスタル※エポキシパーツ(黄色) 小 100前後 中14 大1 縫い付けタイプ4
・飾りブローチ(ベルト用) 2個
・両面テープ 2cm幅 4巻
・ビーズ用ボンド(透明)1本
・布用ボンド 1本
・Gボンド(特大チューブ) 4本
・クリスタルオーナメント(透明)2セット
・ビーズ(金)丸(大)5(中)50前後 アンティーク2個 赤2 緑1
・丸カン(金) 大5 小4
・Tピン(金)2本
・9ピン(金)1本
・針金
・座金 中2個 小4個 
・ミシン糸(薄紫、ワイン200M巻き1本、白200M巻き1本、刺繍用ミシン糸金1本)
・ロックミシン糸(ワイン)4本 (薄めの青)3本
・縁取りバイヤス(金)5パック
・ブレード(金)1cm幅 50cm
・モチーフ(金)2種類 1本づつ
・マジックテープ 2.5センチ幅 50センチ 5センチ幅 20センチ
・コンシールファスナー(ワイン)56センチ1本
・オープンファスナー(薄紫)1本
・ウレタン 5ミリ 1M四方のもの 1枚
・ライオンボード 5ミリ 1枚
・レザーコード(銅) 太 4M 中太 3M
・ペイントライター 2本
・ヒモ(金)2M

・製図用紙
・仮縫い用の布 インナー3M(tcブロード) 上着3M(綿ツイル)
・工作用紙 10枚


 小物製作

5/12
『絵型を描く』

毎度のことですが結構テキトーです。(自分の覚え書き程度ですのでι) 細かいデザインなどはそのパーツを作る時になったら別の紙に細かく描き直してます。


『帽子飾り』(左)
帽子の両端にぶら下がっている飾りです。
クリスマスの時期に購入していたパーツを分解しクリスタル部分を使用。
座金とビーズを購入して針金に通して組み合わせました。2個だけなので楽♪

『たすき』(右)
肩から斜にぶら下がっているベルトのようなもの。
ハイミロンを裁断し、両面テープで2つ折。両端を縁取り用のブレードを縫い付けて
先端部分をラリッサでくるみ、その上に金属金具をつけました。(クリスタルも接着)
まだ肩とのつなぎなどがあると思うのでこれで完成ではないので、とりあえず保留。最終的にバランスをみつつブレードなどを足すかも。


『仮縫い用の型紙製作』
今回はインナー(ズボンと一体化)とコート(薄紫の部分)の2パーツにする予定。
まずはインナーから作って行こうと思います。
そんなわけで今日はインナーの見頃とズボンの型紙を引きました。
袖等はコートが出来てから大きさを決めようかと思います。

インナー製作

5/16〜5/17
『型紙製作→仮縫い→修正→本番用の布の裁断』
まずはサクっと引いて仮縫い用の布でドバっと縫いました。
今回はブロードを使用。(布はなんでも良いと思います)
見頃とズボンを縫ったところで試着してみて鏡の前でバランスをチェック。
今回はズボンの幅と丈とお尻のラインだけ型紙をちょこっと修正。
ここまでの作業で大体20分くらいでしょうか。
これで修正した型紙で本番用の布を裁断します。


『模様入れ』
本番用の布で見頃とズボンを裁断したら
その型紙にズボンの裾に入る模様を書いてさらにその型紙をカットして使います。
この時点で同じものは2度と作れなくなるので、今後も製作予定のある方は切らずに写したものを使いましょう。(この辺りは前回、前々回の作り方と一緒です)

←模様に使う布全体に接着芯を貼ります。(接着芯を上に乗せているところ)
今回はブライダルサテンに布芯を貼りました。
かなりの量の接着芯を使用しますよー。
こちらは金のラリッサの裏側です。
時間が経つと消えるチャコペンで型紙を直接写しました。
これをカット。
かなり無駄な部分が出て来るのですが、あとから腕などの模様に使えるので端切れは捨てずにとっておきます。
こんな感じで模様を縫い付けました。
ブライダルサテン→ラリッサの順です。
ラリッサはミシンで縫い付けたのですが・・・・
家庭用のミシンだと馬力的に無理があるのでミシンに非常に負担がかかり危険です。
無理矢理やったら自動糸調子がおかしくなってしまいました(泣)
無理そうだなと思ったら布用ボンドで張り付けた方がいいかもしれません。
ただ、ボンドは上手く塗らないと表側がかなり汚れてしまうし、塗るのも結構大変なので私のようなぶきっちょさんにはちょっと苦労させられますι

『つなげる』
模様入れが終わったらズボンを組み上げます。見頃は入れる模様にもよりますが、
私は首元部分だけ入れて組み上げてからあとから入れることにしました。

模様製作
5/18〜
まずは模様製作をしました。
袖に4枚、背中用に1枚、コートの両脇に大きいのが2枚。
めんどうな細かい作業は先にやってしまうとあとで組み立てる時に楽デス☆
模様はPCのフォトショで型紙を描いてプリントアウトし、色分けごとに型紙をカットして使用しました。

一部ブレードで飾っています。

袖には模様をミシンで縫い付けました(これが結構大変)
ちなみに大きい模様は下から
接着芯→ブライダルサテン(白)→ラリッサ(金)→ラリッサ(金)→ハイミロン(赤)→ラリッサ(月模様)の順に重なっています。袖には金のコードでラインを縫い付けてから模様を乗せて縫い付け、部分的にビーズを手縫いしました。

上着製作

5/18〜
いよいよ上着製作に入ります。
まずは仮縫いをします。
型紙を引いて、仮縫い用の布を組み立ててボディに着せてみました。
今回は家にあった綿ツイルで仮縫い。(赤ですが仮縫いなのでなんでも良いかと(^^;))
作り掛けのインナーに合わせてみます。
胸のあきはボディに着せてからラインを引いてカットしました。
これで全体的なバランスをみつつ、型紙を修正して本縫いに入ります。
***
型紙の修正が終わったら本番用の布で裁断です。
今回使用する布は中肉地でそれなりの厚みがあるのですが、デザインが結構かっちりしている感じなので裾にドレープが出ないように全てに布芯(薄地)を張り付けました。
・・・かなりの重さになりますι
必要な部分にロックミシンをかけ、肩以外を縫いました。

このあと裾に模様を入れるのですが、接着芯までとったら型紙に直接模様のデザインを描きそれをカットして使います。この時点で見頃の作り直しが出来なくなりますのでもう一度作る予定のある方は型紙を別の紙に写しておいた方が良いかと・・・(^^;)
←で、こんな感じに裾に模様を乗せました。
白→ワイン(別珍)→金ラリの順で縫い付けていきます。

あ!これらの布にも全て接着芯を貼りました。ラリッサは後ろをひっぺがさないでそのまま使用します。
こんな感じに縫い付けました。
全部ミシンで縫ってありますが金色部分の縫い付けが
かなり大変です(^^;)
時間も相当かかります。
ミシンを酷使してしまうので要注意。
まず真直ぐに縫うのが非常に困難な上に・・・ミシンが妙な音を立てます・・ι

この作業が終わったらこれにされにどんどん模様を足していきます。
これが大変なのですがなかなか楽しいんですよ〜☆
豪華になっていく過程がなんともいえずワクワクします!
後ろ部分はデザインが出ていないので自分のデザインで。
上着のパーツではないのですが、素材が一緒なので同時に製作しました。(こちらはインナーに付きます)
マトン部分はまだ繋げていませんが2の腕から下のパーツが大体形になりました。
カフス部分は厚手の布芯、青い部分は薄手の布芯を全面に貼っています。
模様はラリッサ(金)とブレード、金のコードを組み合わせてミシンで縫い付けています。
まだいろいろ付けるものはあるのですが、それは最後の仕上げで。
ちなみに袖部分の模様はイラストではほとんど見えないので適当ですιι 帝国士民服の袖の模様みたいにしてみました。
この袖、結構重さがあります。

※ラリッサを縫った為ミシンが壊れました(T▽T)
家庭用ミシンで縫うのは避けましょう・・・
上着の模様の約7割を縫ったので、前にオープンファスナーをつけて肩を縫いインナーに合わせてみました。
襟と肩はまだ作っていませんのでこの状態でバランスを確認しながら型紙を作ります。
袖はピンで仮止め。
肩パーツを作ってからパフ部分のバランスによっては作り直しが入るかと思います。(この状態での印象では若干大きいかなという気もするのでもう少し長さを削るかもしれません)
パフ部分には芯を入れていなかったのですが、カフスの重さで形を保てないので解き直して薄手の芯を貼ろうかと思います。
それと前中心の下の方にボーンを入れて前に布が寄らないようにしようかな〜・・と。
修正点がいっぱい見えて来ましたι おおう・・・ 先は長い・・・
後ろはこんな感じ。
もっと模様をいれようかと思ったのですが、前当ての造型パーツを固定するベルトを後ろに回そうかと思うのでとりあえずこれで。
帝国服の場合、制作時間のおよそ半分以上は模様入れです・・・ι

造型部分

6/24〜
いろいろやることがあって期間が開いてしまいましたι
本体部分が大体形になったので、今度は腕パーツ、胸パーツの製作です。
まずは一番小さなパーツの腕部分で試作。
今回使う合皮が裏側が不織布のためアセトンで剥がすことが出来ないのでこのまま進めようと思います。
曲線が入るとかなり厳しいのですが、今回のパーツならどうにかなるかなぁとか・・・
こういうものはFRPとかで出来るともっと質感が出て良いのですけど、私、アレで2年間も皮膚炎になりましたので・・ι

工作用紙で型紙を作ってから、ライオンボードを切り抜いて合皮をはってみました。
裏側はこんな感じ。
側面にしわが入らないように貼ります。
裏側を剥がしていないので伸びなくてちょっと大変。
でもやれそうなのでこの方法で進めることにしました。
ライオンボードはガスコンロの火で曲げています。(火傷に御注意下さい)


腕パーツは材料が足りないことに気がつき 取りあえず保留。
先に胸当てパーツを進めることにしました。
工作用紙で型紙を作成。
う〜〜ん。簡単なんですけど数が多い・・・
胸部分は折り込みを入れています
ウレタンを切り出しました。胸パーツだけ貼ってみました。
ちょっと立体感を付け過ぎたかな?
胸パーツはあとで補正が必要そうです。
胸から下のパーツも少し立体的な折り目をいれてからちょっぴり熱加工しました。

全部貼りました。(まだ繋げていません)
今回使用している合皮が角度によってブロンズにもグリーンにも見える玉虫色?のような感じなので写真に撮るとこのような色合いに・・(でも実際は同じ色のものを貼っています)
Gボンド臭でちょっぴりナチュラルハイに・・・・(笑)←換気しましょう

これから模様いれとか縁取りとかやります。
さて・・・・どうやって模様を入れましょうιι うう〜〜ん。

また違った色に見えますが上の画像と同じ素材ですι
縁取りと模様を入れました。
手首が腱鞘炎になりそう・・(>x<)
アクリルパーツを付けたのでキラキラしてます。
こんな感じ。
乾燥したらこの上に透明の硬化剤みたいなものを筆で塗るの予定なので玉虫色はなくなり、銅色になると思います。
・・・・もうちょっとこう、「汚し」みたいなものが欲しいですね・・・
スプレーを弾いてしまうので塗装は無理なのですが所々変色した感じとか出来たら重みが出て良いのですけど。
腕パーツはこんな感じ。
造型は専門じゃないので私の腕ではやっぱりこれが精一杯って感じですι

衣装に乗せてみました。模様部分が取れないようにメディウム(?)を鎧部分全体に筆で塗りました。
写真では映っていませんが実際は筆跡とかありますι

インナーの襟元付近のアクリルパーツだけ手縫いで縫っています。

塗った為、やはり玉虫色ではなくなりました。銅色?
胸当て自体は今の所マジックテープで支えていますが、それだけではちょっと不安なので脇から後ろにかけてベルトで固定しようと思います。